ファーストキスのプロデュース 〜昔フラれた幼なじみを最高の彼氏に育てる方法〜

ひんやりとした夏凜の小さな指先が、海斗の日焼けした肌に強く食い込む。


「な、夏凜……!? 何するんだよ」


「決まってるでしょ。プロデュースよ」



夏凜はきりりと眉を吊り上げ、逃げ場を塞ぐように海斗の目を正面から射抜いた。



「アンタのその素材、私が最高に仕上げてあげる! 誰もが振り返って、見惚れて、二度と馬鹿にできないくらいの『学園一の男』に育て直してやるわよ!!」