ファーストキスのプロデュース 〜昔フラれた幼なじみを最高の彼氏に育てる方法〜

「……余計なこと、しないでほしかった」


掠れた、乾いた呟き。


海斗は一度も夏凜と目を合わせようとせず、背を丸めて教卓に残ったプリントを無言で揃え始めた。



「はあ!? 余計なことって何よ! ウチが割って入らなかったら、アンタ今夜遅くまで雑用押し付けられてたのよ!?」


「頼まれただけだし……別に、俺がやれば丸く収まるんだから。……ほっといてくれ、夏凜」