ターンの終わり、広がりきったシフォンの裾がふわりと収まり、夏凜の身体は引き寄せられるように海斗の胸元へと還っていく。
差し伸べられた逞しい両手が、宙を舞っていた夏凜の体を待ち構え、吸い付くようにしっかりと受け止めた。
トン、と硬い胸板に額を預け、再び完全に重なり合う二人。
曲の頂点に咲き誇る豊かな和音の中、離れても必ずここへ還ってくるという確信だけが、二人の胸を温かい奇跡で満たしていた。
差し伸べられた逞しい両手が、宙を舞っていた夏凜の体を待ち構え、吸い付くようにしっかりと受け止めた。
トン、と硬い胸板に額を預け、再び完全に重なり合う二人。
曲の頂点に咲き誇る豊かな和音の中、離れても必ずここへ還ってくるという確信だけが、二人の胸を温かい奇跡で満たしていた。


