大講堂の重厚なマホガニー扉が開かれた瞬間、光の奔流が視界を埋め尽くした。
天井一面に連なるクリスタルシャンデリアが眩い黄金色の輝きを放ち、磨き上げられたフローリングの床を鏡のように照らし出している。
壁際を二重三重に取り囲んだ生徒たちから、ざわめきと、感嘆の声が一斉に沸き上がった。
伝統ある聖華学園後夜祭、プロムの幕開け。
金管楽器の華やかなファンファーレに導かれ、レッドカーペットの上をフロア中央へと進み出たのは、二組の仮初めのペアだった。
先頭を歩むのは、生徒会長・東堂貴志と二ノ宮夏凜。
その並び立つ姿は、まさに学園の頂点たる完成度を誇っていた。
東堂の左腕には、シフォンドレスを纏った夏凜の華奢な手がそっと添えられていた。
天井一面に連なるクリスタルシャンデリアが眩い黄金色の輝きを放ち、磨き上げられたフローリングの床を鏡のように照らし出している。
壁際を二重三重に取り囲んだ生徒たちから、ざわめきと、感嘆の声が一斉に沸き上がった。
伝統ある聖華学園後夜祭、プロムの幕開け。
金管楽器の華やかなファンファーレに導かれ、レッドカーペットの上をフロア中央へと進み出たのは、二組の仮初めのペアだった。
先頭を歩むのは、生徒会長・東堂貴志と二ノ宮夏凜。
その並び立つ姿は、まさに学園の頂点たる完成度を誇っていた。
東堂の左腕には、シフォンドレスを纏った夏凜の華奢な手がそっと添えられていた。


