氷の王子の、溶けない独占欲。









『お前に似合うから』――。








心臓が、またトクンと大きな音を立てる。




何気ない彼の一言に、私の体温は一気に跳ね上がった。








「じゃ、じゃあ、次は飾り付け用のリボンだね。こっちの棚かな……」








恥ずかしさを誤魔化すように、私は隣の棚へと移動した。


そこには、ラッピング用のサテンリボンが綺麗に並んでいる。








「かっ、可愛いリボンがいっぱい……!」








これは、迷っちゃうよね……。




私が棚の前にしゃがみ込んで真剣に選んでいると、遠崎くんもその長い脚を折り曲げて、私のすぐ隣にしゃがみ込んできた。