氷の王子の、溶けない独占欲。





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「おはよっ、ゆら! ちょっと聞いてよ、昨日のドラマ見た!?」








翌朝、教室の自分の席についた瞬間、元気な声と共に勢いよく人影が滑り込んできた。




同じクラスの親友、日高 陽葵(ひだか ひまり)。




明るくて情報通の陽葵は、高校に入って最初にできた、私の一番の親友。








「おはよう、陽葵っ! ごめんね、昨日は図書委員の仕事があって見れなかったんだ」








私がスクールバッグから教科書を出しながら答えると、陽葵は「あ!」と何かに気づいたように目を輝かせた。