入学式。
いよいよ、本当に高校生になるんだ。
そう思うと、胸がわくわくしてくる。
「そういえば新入生代表の挨拶って、誰がするんだろう?」
「ん?私だよ」
「えっ!?」
思わず大きな声が出てしまった。
「そ、そうだったの!?」
「うん。先生に頼まれちゃって」
柚乃ちゃんは、なんでもないことのように笑った。
昔から、柚乃ちゃんはずっと頭がいい。
わからない問題があればいつも勉強を教えてくれたし、テストだっていつも上位。
美人で、スタイルもよくて、頭もいい。
本当に、非の打ち所がない女の子。
私の自慢で、大好きな親友。
私も柚乃ちゃんみたいに、かっこいい人になれたらいいのにな。


