学校の昇降口に着くと、たくさんの生徒が集まっていた。 壁に貼り出されたクラス分けの表を確認するため、人だかりができている。 「んー!!見えない!」 私より背の高い柚乃ちゃんですら、背伸びをしているのに見えないらしい。 もちろん、私なんてもっと見えない。 「いちのせ……いちのせ……」 ぴょん、ぴょん。 一生懸命ジャンプしてみるけれど、まったく見えない。 あとちょっとなのに! もう一回! そう思って勢いよく跳んだ瞬間、着地でバランスを崩してしまった。 「わっ!」