2歳年上の幼なじみが甘すぎて困ります!!




たった、それだけ。



たったそれだけなのに。



「……っ!」



胸が、ぎゅっとなった。



私だって、ずっと言いたかった。



久しぶりって。



会いたかったって。



もっと一緒にいたいって。



だけど、恥ずかしくて。



「もう! 急に会えなくなったと思ったら、まさか生徒会長になってるなんて思わなかったよ!」



結局、出てきたのはそんな言葉だった。



碧くんは、ふっと笑う。



「内申点稼ぎ」

「えぇ!? そんな理由なの!?」

「まあな。二人もやりなよ、生徒会。柚乃ちゃんは向いてると思う。成績いいし」

「本当ですか? 考えてみようかな」

「うん。小春は……まあ」

「もう!! 碧くん!!」



絶対、今、何か言いかけたよね!?



どうせ私には向いてないとか、そんなことを思ったんでしょ!



「ははっ」



碧くんは楽しそうに笑う。



……もう。



昔から、こういうところは全然変わらない。



「ほら、三人とも! 写真を撮るわよ!」



ママたちの声が聞こえて、私たちは看板の前に並んだ。