――え? 今、なんて? 「はい」 短く返事をして、壇上へ上がっていく男の子。 すらりと伸びた背筋。 落ち着いた足取り。 少し長めの前髪の隙間から見える、涼しげな目元。 ……碧くんだ。 私が、ずっと会いたかった碧くん。