愛せていたのは、私だけ。

〜エピローグ〜

「別れたい。」

「分かった別れよ。」

1年以上付き合っていてもやっぱり別れは一瞬
で、自分が選んだことだから悲しむ権利はな
い。

そんなのは分かってる。

分かってるけど寂しかった。

少しは止めてくれるかもと期待していた自分が自意識過剰だっただけで、彼にとって私は元々そこまでの存在だったのかもしれない。

そう悲観的になるほど、私は確かに愛してた。

今思えば、「別れたい」なんてただの強がりで、ほんとは離れたくなかった。

何も特別なことは求めてないけど、ずっとそばにいるという実感が欲しかった。

ほんとにただそれだけだったのに…。