フシギ調査部!①〜七不思議一番を調査せよ!〜

男子生徒はそのまま女子生徒の方を振り返る。
目が合った次の瞬間。


男子生徒はとてつもない目眩に襲われ、気が付いたら病院に運ばれていた。


話によると、後から更衣室に向かっていた部員に倒れているのを発見され、救急車を呼ばれたそうだった。

それ以来、その女子生徒を見た者は必ず目眩に襲われるようになった。
後に彼女は学園七不思議の一番として生徒の間で有名になった________


「とかいう話だ。安心しろ、霊なんてそんなもんあるわけ……池山?」

池田が俯いている璃子の顔を覗き込む。
璃子の顔は青ざめており、「へ、へぇ〜!お、面白いね〜」と言っていたが、目が笑っていなかった。

「璃子ちゃん大丈夫?もしかしてこわ__」

「怖くないですよ!ちょ、ちょっと現実味のある話だから驚いただけですよ!」

璃子は勢いよく立ち上がり、腕をブンブン回した。

「ほら、私、こんなに元気!」

「……なら良い。座れ」

池田は呆れたように言い、朝日に目を向けた。