フシギ調査部!①〜七不思議一番を調査せよ!〜

「これで終礼を終わる。気をつけて帰れよ〜」

5限、6限、そして終礼のホームルームが終わって璃子と池田は目を合わせ頷いた。
そしてスクールバッグを持って慌ててA組の教室に向かった。

「いいか?向こうはこっちの存在を知らない可能性だってあるんだ。まずは自己紹介だ」

「了解!」

璃子と池田はまだ自分の席に座っている高嶺を見つけ、A組に足を踏み入れた。
教室にはまだ何人かが残っていたが、全員友人らと放課後に何をするかを話し合い、盛り上がっていた。

「た、高嶺さん!」

「え?」

璃子は勇気を振り絞って話しかけた。
「落ち着け、私。大丈夫。まずは自己紹介だよ」と心の中で自分を励ましている。

高嶺は突然話しかけられたせいか、驚きながら璃子と池田を見上げていた。

「私、B組の池山璃子って言います」

「同じくB組の池田優樹です」

璃子が「突然で申し訳ないんですけど」と言おうとした時、高嶺はフフッと優しく笑った。

「知ってるよ。2人とも苗字に池が付くから、すぐに覚えちゃったんだよね」

高嶺は「どうしたの?」と不思議そうに2人を見つめている。
璃子は気を引き締め、こう言った。

「『フシギ調査部』って知ってますか?」