フシギ調査部!①〜七不思議一番を調査せよ!〜

「……ねぇ、いつ行けば良いかな?」

「知らねぇ。でもさっさと終わらせるぞ」

翌日。
昼休みを迎えた私立霞学園。
校庭や体育館で遊んだり、図書館で静かに過ごしたり、教室で友人と談笑したり。

その過ごし方は、様々だった。

「高嶺さん……あ、いた!窓際の列の1番前!」

中等部2年A組の教室を2人で覗き込む。
高嶺は1人で静かに読書をしていた。

「どうする?読書中だよ?話しかけづらいというか、話しかけちゃいけないような……」

「そう言ってて何もできないまま昼休み終わる方が嫌だろ。そしたら放課後しか残ってないぞ?」

璃子と池田は2年B組だ。
幸い、高嶺とは隣のクラスだが、璃子たちはA組の時間割までは把握していなかった。

「とりあえず教室入るぞ」

「待って、心の準備が……」

「そんなモノ昨日のうちにしておけよ」

璃子は1人で教室に入りそうな池田を止めた。
すると、クラスメイトと思わしき女子が高嶺と何かを話し始めた。

「あ、高嶺さん誰かと話し始めちゃった……」

「お前が止めるからだろ」