フシギ調査部!①〜七不思議一番を調査せよ!〜

「という訳で……明日はみんなで高嶺さんのところに行こう!」

オーッ!!という掛け声を数秒待ったが、何も返ってこない。
璃子は椅子に座っている2人を見下ろした。

「ちょっと聞いてた?明日はみんなで__」

「はいはい聞こえてますよ。池山さん」

「じゃあ何で返してくれないの?池田くん」

今日は水曜日。
本来なら活動日外なので集まりはしないが、璃子が七不思議の調査のために緊急招集をかけたのだ。

3人揃ってから、依頼の内容を昨日不在だった景に説明した。
景は「へぇ〜、七不思議なんて本当に存在するんですか?」と信じていなかったが。

池田は頬杖をつきながら答えた。

「池山が1人で行けば良いんじゃね?」

「何でよ」

「全員で押しかけてもあっちは困惑するだろ。同じ女子の池山で良いじゃん」

璃子はそんな事ない、と首を横に振った。

「同じ女子だって言っても、高嶺さんは次元が違いすぎるの」

「何の次元だよ」

「美しさ、頭の良さ、運動神経の良さ、人柄の良さ……何もかもよ!」