フシギ調査部!①〜七不思議一番を調査せよ!〜

朝日はそう言って「じゃあね〜!」と教室を出て行った。

「朝日先輩!?」

「怪異と話すって、どうやるんだよ」

璃子は思ってもいなかった依頼内容に、ヘナヘナと床に座り込んだ。

怪異と話す?

人外と?

それも…もう、“この世にはいない”生徒と?

口から魂が抜けていきそうな気分だった。


池田は机に突っ伏して「もう無理だ。怪異と話すなんて無理だ。そんな方法知らねぇよ……」と、ブツブツと何かを言っていた。

するとガラッと扉が開き、朝日がもう一度顔を出した。

「アドバイスだけど、君たちと同じ学年の高嶺麗奈(たかみねれいな)って子を頼ると良いよ!じゃあねっ!」

廊下を駆け抜ける足音が遠ざかっていき、教室には沈黙が訪れていた。

「高嶺……麗奈……」

璃子はその名をゆっくりと唱えるように言った。

「成績優秀で運動神経も良くて……」

「素行が良く先生たちからも信頼されている……あの高嶺麗奈?」

2人は信じられないとでも言うように、驚きと困惑が目に浮かんでいた。