フシギ調査部!①〜七不思議一番を調査せよ!〜

「で、その七不思議について調べろと」

「さっすが池田くん!察しがいいね!」

璃子はさっきまでの勢いを途端に無くし、また俯いた。

「……朝日先輩。それ、『フシギ調査部』でどうにかなる問題じゃないと思うんですよ」

「え〜、でも、学園の謎を調査するのが『フシギ調査部』でしょ?それに、学園七不思議だよ?学園に潜む七つのフシギの一つを調べるんだよ?『フシギ調査部』にピッタリじゃない!」

「でも……」

璃子は怪異という“この世に存在しないモノ”が苦手だった。
『フシギ調査部』とは言え、解明できそうも無いモノを調査しようとは思えなかった。

池田はハァ、と息を吐き、言った。

「分かりました。やれば良いんでしょ、やれば」

「池田っ!?」

一番調査に対しやる気の無さそうな池田が引き受けた事が、璃子には信じられなかった。
ましてや怪異の調査。

璃子はブンブンと首を横に振ったが、池田は璃子を相手にしなかった。

「池山、この部活はこのままだと約半年で廃部だ。お前はそれでも良いのか?」

「いや、ダメだけど……」