今度こそ、君だけは逃がさない

「なに?」

「お昼食べいこーよーいつも来るのに今日遅くない?」

「あれ、もうそんな時間?」

まだ朝だと思っていたが、すごく時間が経っていたらしい。

「そんなぼーっとしないでよー。屋上行こ」

「ん」

ふたりで肩を並べて屋上へ続く階段を上る。

「なんか本当に雰囲気変わったね。好きな人でもできた?」

「うん。」

「えっ!?そんなあっさり!?誰なのねえねえ!」

小動物みたいだな