今度こそ、君だけは逃がさない

綾月は俺のものにならなかった。

そんな思いで夜も眠れず、体調が悪かったので幼なじみの優乃が来た。

「ちょっと雄星!ちゃんとしなさいよ!」

「分かってるよ……。」

「分かってない!そんな姿してると心配になるじゃない!もっと元気な姿になってよ!」

「うーん」

「元気になって相手を見返すの!」

さっきからうるさいな……。

「こっちだって落ち込んでんだよ!1人にさせろよ!」

思わず叫んでしまった。優乃はびっくりして目を大きく開いている。