蓮華の太陽

 異邦の神の地が或ると言う。創世記はバルジを越えて芽生えた。光は美しい男の子の姿をしていた。女が随初より五兆人、或る日神のユートピアで現れた男が二人、例えるならアダムとエバがいた。
 その男は本当に正しいのか。間違っているのかが君は言えるか。この男とはずっと思い遣ってきた。何が何でも、離れる気は無い。間違いは?無いー!

 本当の事は?見てくれで分かる程君は堪能かな?本当の事なんて、踏み入って殺さない限り分からないかも知れないよー?其の男ー、アゼ。其の黒髪、濃い碧い目。何が間違いか。エリュン。其の金髪、薄い蒼い目。何の事だ。そろそろ懲らしめてやろうか!
 アゼー?急にアゼは剣を抜いた。悪いねー!ミタマと言う物が神にも人にも或るんだよねー。死ねエリュン。オレのミタマは顔付きが醜く、人とは到底思えない!エデンにいられる期間なんて三日としか無いんだよ!あんたの美しさには嫌気が刺す。あんたのミタマは美し過ぎる男だと言う事、オレは以前より遙か共に生じた時から分かっていた。愛していた。消える迄に法要をこの世界で執り行いたい。愛してくれ、もう、思う様に動く事も無くなり、死ぬだけだと明かすよ。剣が振り翳され、二人の間に落ちた。泣くアゼに口付けるエリュン。お前は化け物では無い。
 アダムとエバと言う法要をいずれ行い、二人で、結ばれよう。星を越えて、本当の愛に決壊は無い。お前は俺、俺はお前だ。

 梵天さんねる、あ、あ、あ、あ、あ。
 今やバルジなんて何億も或り珍しく無いかもね。
 其の際の光あれも有用だけでは無くなっているところ、一番がやっぱり美男の或の子。俺は間違っても彼が良い。イドー。威道。永遠に美しいミタマ。俺もだけどね。其処んとこ丁寧に伺いたいんだけど、厳かでは無い程、彼真面目な事で悩んでしまっているとこ。普通だったらグレて下らなくなり要らない物と化す年齢。イドー。
 神は初期に何もかも決まるのがザラだ。諦めるどころか、泣かれると俺も泣く。美形では無いだろ、陰罪が最初から或るだろ、何か遣り遂げたら、消えなくてはならないも或るだろ。色々或り、全ては御心の儘だ。
 苦しみが、全てを支えている何て言うた日には、彼大泣きして考え込んでいた。いつか滅びるミタマにいたと思わせる程にね。梵天さんも、泣くなあ。彼の目、唯優しいとはしかも思わせないんだよなあ。

 イドーはふとした時に泣く事が或る。顧みて俺は何ですか。何度死んだっていなくは無いですか。嬉しいです。でも何故か泣けるんです。
 思う事は殺しませんか。言う事は、思っていなくは無いですか?知らないと言って、戦争をしませんかー?泣くんです。
 俺が、全てを背負って死にたいと想うんですー!
 イドー、悲しませるなよ。困った顔の美しい男の子を、みな騒然として見ていた。少年神、最大の立場ー、ゼヲンが、遠くであっそうと言っていた。何だとー、も言っていた。