蓮華の太陽

 ゼヲンが、何もかも損なってもゼヲンだよ。何も失わない為には、何もかも頭で請け負って負かすか。違う。始まりから決まっていて、あらまし落ちて惨殺も余儀厭わないそうだ。

 繋がるかな、繋がるかな、あー、あー。
 まるででいだらの様な神がいで立つ其処はエデン、時空を超えて今は古い始まりの世界から露わった美男は梵天、金髪、陶器の様なはだ、美しい目には空が全銀河を抱く様に入っていた。デカい。彼より大きい神は、エデンにはいないとされるー。飛んで行く梵天さんを眺め過ぎると処すぜー。おっといけない。花咲く世界で何と揉め事だ。

 花は、其の中でも強い。無くなっても、痛そうでは無いが人が絡むと神から助けが来て最大処に人如き花でも落とせるそうだ。動物に至ってはエジプトの加護があり一切任せなく更に怖い。敵わないなら人だけになり今度は人の限界値を知る。そして、死ぬそうだ。

 其の人ボックスは強固で、取れるのは死んでからだ。生じる前に世界は決まっていて死ぬ迄既に神に把握されて終わる。何もかも分からない恐怖と汚さから来る嫌悪感。汚い人、劣悪劣勢な悪害。そして死ぬのは一人の或の日手を引かれる筈だった何一つ欠点も無かった筈の神と関わってしまった唯の人だ。

 其の人は花で出来ているかの様に綺麗で可愛い。死ぬ時何で劣勢になって凄みが或るのとされるが、定かでは無いそうだ。死ぬ時は綺麗に整えて悪害が無い方が無難だと言われるが、それもまた定かでは無い。美しさは、花しか無いと言うのにー。

 花のミタマでいたいと言っても可なり落ちた姿だなと言われる。人で悪害が或ると罰されるが、花は本当に綺麗。動かない昔の人状態だ。そして死ぬも痛むも言う意地汚さも無い。花だけが、多分死んではならなかった唯一の物だ。他の物は死ぬべくして死んで、また、人になって巡り逢う事だろう。

 花は、神の私物で一番の従者だった筈だが、或る時期から堕ちた神の御姿となった。神もよく堕ちる。取り返しの付かない過ちが付き纏い誘惑する権現となり最大の過ちに叩き落とす。もう、美しい姿のあたしだの俺だのを、永遠に刻み付け消えない様にして、滅ぼしてくれませんかー、が、今日明日迄しか咲けない筈の花の朝露が嘗て見た光景にま見えていた。

 何も、罪が或って好きで罪が或るのが随初と言われるが、全て護るものが或るからだとされる。余りに強固だとあちこち悪害になり気付くと極悪化する。死んだら悪い事が無くなり、完全なエデンから降る星が、ほんの少しま見えて消えて仕舞うんだろと嘗て言われていた。
 しかし意外にもエデンは見ている。正しく、美しければ簡単に死ななければ、二度と苦しめない手筈すら或ると美しさは語った。二度と戻れない状況下で無いと逢えないものだ。怪しくも死んで仕舞ってからになる。いつも怪訝にも、笑う威道は、誰も信じません。何もかも失ったって逢えない物です。意味が無い?右往左往する威道はただ独り言を呟き何一つ欠点が無い風格と靡く様に物語っていた。

 戻れない、苦しいの、笑って、そう言う人が、人だ。
 美しい事だけが或ると良いのにー。花は屹度そう言うだろうと、じろじろ見て、笑って、花びらに触れようとして触れなかった男、後エデンの一角を担う、未だ死ぬ迄八十四年の歳月が或る少年神、小さな威がいた。男にしか興味が無い彼は嘗て釈迦牟尼に師事、頭が完全に良かった。しかし分からない事が或るのです。
 百年で死にます俺。でも、また同じになれます。でも、そんな事が無い世界では、全ては如何なるのでしょうかー?
 男を侍らせる威は、美しい花を入れても痛く無い目をしていた。髪は完全に束ね上げられた白、赤、金の色をしていて飾りが幾つも可愛らしく咲いている花を至らぬ程付けられていた。
 花にいつかなる事になるんです。大陰罪を科せられますから俺。戻れない花と逃げます。俺には分からない。何故俺は威道全き神なのですかー?
 要らないと何故言わないのですかー?何故、笑いかけてくれるのー?死んだら、風が止んだ。どうせ笑うんだろ?
 涙も花の威は翼を従え今日も飛んだ。笑って。誰も、俺以外苦しまないでー。嫌いだろ。

 釈迦牟尼様は雲になり今も全き神として生きておられました。例えあの小さな星であっても、多くの星でも釈迦牟尼様が君臨なさいました。バルジから出だった釈迦牟尼様は全てを救う力を持しておられ、今も全ての神の支えです。
 威はわくわくした様相だが少し淋し気にしていた。全てが消えても釈迦牟尼様を護ろうー、そう想って少し泣いていた。そう、全てを犠牲にしてもー。威はいずれ最大の神だと聞いていた。みなに言われ、そう頷いていた。年齢は十六、百年で入滅すると。そして天意星にて五年休み、また同じ様相の威道になると。
 多くの威の知り合いは、消えて二度と復刻は無いと聞かされているのを泣いて阻み、威は傷を負って帰った事が百は或った。泣いた。
 威は入滅の百年迄の年齢も、十六歳以降とらない。急に事切れて死ぬ定めだと言われた。十六歳の、美しい威道其の儘で、死ぬ、そして天意星、聖母となり頭から肩、腕迄の具現より以降が無くなる。言うなればお化けの様な物となり、マントを着た其の聖母となる。
 死んだ神の闊歩すら世界で、世捨て人も多い世界だ。五年、其処で威道も闊歩して美しい威道にまた逢える日をみな待つとされる。
 知り合いはみなそんな事も無く歳も取り醜くも死ぬ。そして思う事が或ると話を聴き具現、次回は動物だよと言われているのを再三聞いた。大泣きして威道は、もうまともな頭は無くなった。
 俺頭は良いよ、でも、本当に全ての人頭良いかー!?

 無二は威の友達で遙かに立場が或る男だ。毒花を或る日舐めて痺れて運ばれて帰って来て仏堂に押し込まれた事が或った。魅力が或る女でよ。しかも、人の意味は無かったと溢した。薔薇の花をよく食べ、完全に物にされた事も或った。エデンで、と或る問題が起こった。無二ノ戒とされた仏戒で、永遠に今日の事を忘れる人はいないー。

 無二様!何処まで行くのー!無二は十六歳で、年は取らない。しかも死ぬ事が永遠に無い銘仏とされて彼を越える者は永遠にいなく、現れ様物なら現れた方を殺す寸断を取るとされる。彼以前、完膚無き迄に叩き潰す完全美がエデンには無かった。男のミタマで、永遠にいられてー、死ななくてー、苦しい事は他に押し付けて軋轢一つもかからない立場ー、それが、この、俺ー?
 或る日無二は短い茶髪を長くして団子に結い上げた。目の色が美しく、何も知らないかの様な美昧を讃えている彼は、誰もが何も言えなくなる程の深さを讃えて、しかし何か言おう物なら完全に殺す程立ち迫るかの美男に相違無い。威の事は、如何でも良い。話があります。
 太陽王ー、南無妙法蓮華経ー。

 俺は。

 金髪の真っ直ぐな長い髪、金の盲目眼心眼、金色の肌は美しく、未だ何も見た事が無い君は、背も高く華奢で、美しい女郎に他ならない。何も言わないの。美しい君は、かぼそい声の、何も分かってくれない唯の神なんかより怖れない其の眼光は最大神のー。

 温めた限界値一億年、其の美女の名は華伯、彼女は俺で、俺はいなくなり自動運転と化す事を同意します。そして、俺は彼女になり神の独壇場から、のきます。
 ガクンと堕ちた無二仏は身を落とし其の後には可愛らしい宝玉が涙になり飛び散っていた。
 
 金髪が揺れる。神が観ていた。
 人は役目を賜るのが大ミタマだけだよね。太陽は、君にほんの少し時間をくれた。其の限界迄に、幾つか笑顔がいるそうだよ。叶えないと、絶対に君は死なないそうだ。魔法をあげる。悪い事、考えない事ー。俺が、ずっと、君を観ていたー。

 全ての神が、無二仏の味方だった。しかし悩んでいた。威が駆け付けた時には既に遅く、倒れた無二仏の亡骸すら無かった。声も出さず、威道は泣いた。俺なんかより、遙かにあんたしか無かった!俺があんたで!死なないあんたが笑ってさあ!馬鹿にして貰ってそれ永続して貰いたかった物だ本寧!消える俺、観てよー。
 泣き後には宝石が散りばめ、威道の涙も宝石となり共に降り注いでいた。無二の格好良い笑顔がエデンのみなに浮かんでいた。
 そう、女で華伯になる。其処まで変えてしまったら常に降り注いでいたエデン光意は一割も降らなくなるそうだ。神と塵に見えるかも知れないんだぞー!威道は壊れるかと想って泣いた。俺に何が出来るー。意味も無い威道です。いつ死んだら良いですかー?

 今日に梵天さんねる、あー、あー、あー。
 早喰いの最中、雑炊一気の梵天さん。彼は実は男でしか無い。女の数は言えない。もう五杯平らげ醜くも太り、見るに堪えられなくなる彼は、始まりにいた大意、全ての事象を持する最大神、最も古く、其の時は人の姿では無かったよ。
 人具現を、アダムとエバがしてくれて幸せ。俺は実寧嬉しい。少し淋しいな。実は俺、一番いないもん。梵天さん!いつか、生じた人で憎い物もあった。金髪は柔らかく瞳の色は完全な空で、今にも全てを愛してくれる気概が間見えていた。美しい彼は、エデンで一番穏やかな性向をしていた。器、一番大きいそうだ。洋装で、美しく決める梵天さん、愛した女の子が、急に薄い像影になって搔き消えそうになった。懸命に愛でたら、何と消えて仕舞った。
 梵天は一番強いミタマだ。簡単に立ち入って欲しくは無いよね。そう、言えば正しかったかー?珍しく怒り、新たかな痛みが、するとインドラの梵天に変わった。悩む?殺そ?煩い!そう泣く彼は、絶対に全ての神に俺を分かって貰いたい物だなー。誰も、今は彼に立ち入る事が出来ない。いつか、可愛らしい神の為の全ての梵天さんになりたいー!そんなポリシーを持ち、梵天さんねるはエデンで人気人気。