転校生は女嫌い。

キンコンカンコンー


【…萌奈可。萌奈可ってば。】


【あっ。ゴメン。】


ボーとしていた私。



【…たく。私の話聞いてた?】


って怒りもしつつも優しい私の心友のまつつんこと新名茉莉ーにいなまつりちゃん。


しっかりしつつ、大人びた答えをいつもビシッと言うてくれるいわゆるお姉ちゃんタイプ。


【私の話よりもあの転校生が気になるわけ?】



転校生のあの女嫌い発言から一転して近づく人がいなかった。




【…ねぇ、まつつん。なんで五木君って女嫌いなんだろうね。】




そう。



【…俺、女嫌いなんで、近づくな。以上。】だった。



名前の紹介よりもそれだけゆうて、席についた五木君。



先生も生徒皆が唖然としていて、静かな教室…。



【…あいつのせいでクラスの雰囲気悪くなったー】


とまつつんは聞こえるか聞こえないかの声でゆうた。


【まつつん。】



私は口を塞ぎ、出口でお喋りしていた。