その瞬間だけ、普段は私に甘々で、わがままで、思い通りにいかないと泣く瑠衣君が、すごく『男らしく』感じられた。 まさか、こんな私を好きだと言ってくれるなんて。本当に嬉しかった。 そして今年の春、彼は無事に高校を合格し、私たちは正式に付き合うことになった。 本当は、周りには付き合っていることを秘密にしたかった。 けれどある日、瑠衣君が突然私のクラスに入ってきて抱きついてきたことで、あっけなくバレてしまったのだ。