甘えん坊な彼氏に私だって甘えたい


——去年の夏。


瑠衣君が中学三年生で、そろそろ進路を決める時期だった。


『瑠衣君、そろそろ受験する高校を決めたの?』

 
『僕……莉央と同じ高校を受験するから、合格したら僕と付き合ってくれる?』


『え、え……?』


『僕、莉央のことが好きなんだ。莉央といると、すごく癒されるんだ……!』


それは私も同じだった。瑠衣君と過ごす時間は、私にとっても心が穏やかになれる大切な時間だったから……。


『僕はずっと莉央のそばにいたいと思っている。莉央は僕のこと……どう思っているの?』


瑠衣君の真剣な表情と熱い眼差しに引き寄せられるように、『私も……好きだよ』と答えていた。