——瑠衣君と出会ったのは、私が五歳の頃だった。
私の家の隣に引っ越してきて、保育園も一緒だったからすぐに仲良くなった。
親同士が仲が良く、よく家族ぐるみでお出かけをしたり、瑠衣君のご両親が仕事で忙しい時は、うちで面倒を見たりしていた。
瑠衣君と遊ばない日の方が少ないと言ってもおかしくないくらいで、まるで自分に可愛い弟ができた気分だった。
昔から人懐っこくて、思い通りにいかないと大泣きして困らせるところはずっと変わらない。
けれど、素直で無邪気に笑う瑠衣君と一緒にいると楽しくて、私はいつの間にか彼に惹かれ始めていた。
でも、幼馴染だからって恋愛に繋がるなんて思っていなかったし、ルックスの良い瑠衣君は地味な私よりも、明るくて可愛い子が好きなんだろうと勝手に思い込んでいた。

