「よかったー!!」
そのまま身体を強く抱きしめられた。く、苦しい……。
「もう、僕は莉央に甘えられないと思っていた! 僕も莉央のこと大好きだよ」
チュッとほっぺにキスされた。
私は思わず顔が真っ赤になる。
不意にこうしてキスされるのも困るんだよな……。
「……ありがとう。ただ、瑠衣君に一つお願いがあるの。家以外で甘えたい気持ちもわかるんだけど、もう少し控えめにしてほしいんだ。やっぱり外だと人の目もあるし……」
「え? これでもめっちゃくちゃ控えている方だよ? 僕、我慢している方だよ? もうこれ以上我慢できないよ!」
「そ、そうなの……?」
私は少し困ったように眉をひそめた。
これでも控えめって……。どう見ても大胆すぎるよ。
はぁ……。どうしよう。我慢できないなんて言われちゃうと、頭抱えたくなっちゃうな……。

