『今までずっと好きでした。』




『良ければ付き合ってもらえませんか・・・』




『ぃぃょ、俺で良ければ・・・』








・・・本当ですか?






『ありがとうございますっキャッ』



顔が近いッッ


『俺たち今日カラ彼かのだよ??』




『海ってよんで??』



『か・・い・?』




『うん、』



なんかイイ感じ♪



いい滑り出しっ☆






私、ごく普通の女の子、

浅倉 亜依(あさくらあい)



さっき告白した……

海は


南 海(みなみかい)


あんまり目立たないけど私にとっての王子様だ。





爽やかなカンジで細身で私より背が低い。





その日、海は一緒に帰ろうって誘ってくれた






由衣ぃ~



聞いて欲しいなぁ…!早く!




由衣は私の恋をいつも


応援してくれてた親友。



私と違ってモテる。




髪の毛は長くてサラサラストレート。



いいなぁ…



なんて考えてる内に教室に着いた。






『由衣…?』



『なぁにぃ??』




『なんかサ、OKもらったんだ~…』




『えっ嘘ッ!!』





ズキンッ




ヤバい、涙でそぅ…





『おめでとぉーーっ』






この時、本当に…嬉しかった。