先生と拒否柴系女子

「ううん。私を誘った子曰く、同じクラスの女子で、最初から声かけてない子が何人か居るみたい。私はまだちゃんと名前覚えてないけど、いわゆるナードみたいな子たち。先生のほうが詳しいんじゃない?」
「ナード⋯⋯名前は出さないけど、あの子たちのことかな?というのはわかった。そっか。昼間のファミレスなら、グループ交際みたいなもんだろうし、安心したよ。呼ばれなかった子がいるっていうのは引っかかるけど」
「なんだか感じ悪いよね。ま、私には関係ないけど」
 先生は、私の顔を覗き込み、
「千沢は⋯⋯今、すごく楽しそうに見えるから、大丈夫かな?何かあれば言ってほしいけど」
「先生こそ、独身男の一人暮らしは大丈夫なんですか?」
「ああ。自慢じゃないが、俺はこう見えて家事は得意なんだ。大学時代から一人暮らしだから」
 先生の手際よく洗濯物を干す様子を見て、
「確かに⋯⋯私よりは絶対に得意だろうね」