命の灯火


「いつかかーくんがノーベル化学賞獲ったら


記念におねだりするんだー」



そのおねだりは内容は聞けなかった。



入院して間も無く、息を引き取ったから。



薬指を絡めて約束だけした。


「いつかかーくん、ノーベル化学賞獲ってね」



「必ず撮るよ。絶対獲る」