午前2時の東堂さん家─夏宮星乃のミステリアスな日々。─



「ど、どうしたの?莉々子…」


「星乃の悩みってさ、霊感がある人と会えば解決する?」


「えっ?…うーん、そうかも?」


「じゃあ、あたし、一人だけ心当たりあるから、昼休みになったらその人のところに行こう!」


そう言いながら私にウィンクした親友の言葉に、一瞬頭が追い付かなかった。


「ち、ちょっと待って…霊感が強い人がいるの!? この学校に!?」


「それがいるんだよねぇ~ まぁ今話すまですっかり忘れていたけど」


「えーっ、誰々?私が知ってる人?」


「ふふっ、それは昼休みになったら分かるよ~」


「(あ、話す気ないな)」


親友の人脈の広さに驚かされつつ、一応憶測してみたけど結局分からなくて首を傾げただけだった。


でも、莉々子は女友達が多いので、多分女の子かな?と勝手に想像していた。


◇