なんて一人で色々考えていたら、心配した親友に両手を掴まれ、しまいには一人で抱え込まないで!と力説されてしまった。
真っ直ぐ見つめてくる瞳の熱に観念した私は、口をごにょごにょさせながら少しだけ話した。
「……えーっとね、自分に霊感があったら疑問の答えが知れたのかなぁ?…って思うような出来事がね、あって。そのことについて考えていただけなの。だから、その…私のまぎらわしい態度で心配かけてごめんね」
「おっと、まさかのホラー系でしたか…いや、本当に何もないならいいのよ。……それにしても、霊感があれば解決するかもしれない疑問って一体……星乃、オバケ視えるようになりたいの?」
「ううん、それは全っ然。ホラーとは無縁の人生がいいからユーレイが視えるようになったら困るかな」
「だよねぇ。星乃、ホラー苦手って言ってたもんね。
…霊感かぁ~…霊感ね~………あ。」
天井を見上げた莉々子はそこまで言うと、何かを思い出したような声を出した。そして、色素の薄い大きな瞳にじっと見つめられた。



