午前2時の東堂さん家─夏宮星乃のミステリアスな日々。─



因縁…!?


それに、ルールを守らないと起こる面倒くさいことって一体…!?


私はぶわわっと鳥肌が立ってしまったのに、氷雨くんは楽しそうに笑っている。…強者だ。


「で、今日は俺の番だから、一人でこうして起きているって訳。…ああ、仮眠は取ってるから眠くはないんだ」


「そ、そうなんだ…」


「……驚いたよね。」


「う、うん…なんか話を聞いていて大変そうだなぁって…」


「はは、そっか。俺は誰かの役に立ちたいと思っているから、それなりに楽しくやっているよ。……澪央は、あんまり前向きじゃないけどね」


「…え?」


氷雨くんは私から目を逸らすと、ある一点に焦点を当て始めた。


それにつられて目を動かすと、リビングに飾られているお洒落な時計盤が目に入った。


2時57分…時間が経つのは早いなぁ。


……そういえば、私、いつ戻れるんだろう?