でも私に不安視するような問題は無いと分かってよかった…………いや、待って。じゃあ、毎朝聞こえるあの声は、何?
結局、私の疑問の答えは分からないままだということに気付いて、胸を撫で下ろした後に心の中でセルフツッコミを入れてしまった。
いや、でも、私の周りに幽霊がいないのは良かった。本当に。
……でも、幽霊がいないとなると、あの“声”は幽霊の仕業じゃないってこと?
いや、実際にいるけど今は私の近くにいないのかもしれない。
もしくは、ウチに住み着いている、とか…?
「(…???なんか考えすぎて分かんなくなってきたな…)」
いよいよ頭の中がハテナで埋め尽くされたとき、東堂くんに顔を覗き込まれた。
「俺にそんな質問をするということは、何か悩みでもあるのか?」
「っ!」
か、顔が近い…っ!!



