午前2時の東堂さん家─夏宮星乃のミステリアスな日々。─



でも私に不安視するような問題は無いと分かってよかった…………いや、待って。じゃあ、毎朝聞こえるあの声は、何?


結局、私の疑問の答えは分からないままだということに気付いて、胸を撫で下ろした後に心の中でセルフツッコミを入れてしまった。


いや、でも、私の周りに幽霊がいないのは良かった。本当に。


……でも、幽霊がいないとなると、あの“声”は幽霊の仕業じゃないってこと?


いや、実際にいるけど今は私の近くにいないのかもしれない。


もしくは、ウチに住み着いている、とか…?


「(…???なんか考えすぎて分かんなくなってきたな…)」


いよいよ頭の中がハテナで埋め尽くされたとき、東堂くんに顔を覗き込まれた。


「俺にそんな質問をするということは、何か悩みでもあるのか?」


「っ!」


か、顔が近い…っ!!