私も、すっかり酔いがさめた。
「ガッカリした?初恋とセカンド・ラブの相手が同一人物だったなんて」
そう尋ねられ、
「かなり困惑はしてるけど⋯⋯ガッカリするわけないじゃない」
初恋は終わったと思っていたのに、その人と再会し、もう一度恋をしていたことに気付きもせず、結婚までしたなんて、私はあまりにも間が抜けている。
「僕だって、かなり驚いてるよ。自分が小説家のくせに、事実は小説より奇なりって本当なんだなって」
「そこは⋯⋯セレンディピティって言ってよ」
「あはは!それもそうだね。なんだか、ラブコメの主人公にでもなったみたいだ」
クリスマスには奇跡が⋯⋯なんて、映画の中だけの話かと思っていた。
なんてことない、ありふれた新婚生活の中、まさかこんなことがあるなんて。
「あ、雪⋯⋯」
窓の外を見やると、珍しくホワイトクリスマスだった。
「あのスノーグローブ、流石にもう持ってないだろう?」
そう尋ねられ、
「あれは初恋の人との思い出だし、今はもうあなたが居るから、ここには持ってきてないけど⋯⋯実は、まだ実家にある」
「ガッカリした?初恋とセカンド・ラブの相手が同一人物だったなんて」
そう尋ねられ、
「かなり困惑はしてるけど⋯⋯ガッカリするわけないじゃない」
初恋は終わったと思っていたのに、その人と再会し、もう一度恋をしていたことに気付きもせず、結婚までしたなんて、私はあまりにも間が抜けている。
「僕だって、かなり驚いてるよ。自分が小説家のくせに、事実は小説より奇なりって本当なんだなって」
「そこは⋯⋯セレンディピティって言ってよ」
「あはは!それもそうだね。なんだか、ラブコメの主人公にでもなったみたいだ」
クリスマスには奇跡が⋯⋯なんて、映画の中だけの話かと思っていた。
なんてことない、ありふれた新婚生活の中、まさかこんなことがあるなんて。
「あ、雪⋯⋯」
窓の外を見やると、珍しくホワイトクリスマスだった。
「あのスノーグローブ、流石にもう持ってないだろう?」
そう尋ねられ、
「あれは初恋の人との思い出だし、今はもうあなたが居るから、ここには持ってきてないけど⋯⋯実は、まだ実家にある」

