私達のいる教室は、昼休みだというのに静かなままだった。 近くに保健室があるからかもしれない。 たまに聞こえてくる生徒の足音と話し声。 でも、また静かになり、 先生は、話を続ける。 「金沢先生はね、俺達の味方になってくれるって言ってくれてる。 花梨も、校内に味方がいた方が心強いだろ?」 うん、そうだね。私、今まで不安だったから。 誰にも先生の事で、話をできない辛さが、 今回の事で、イヤと言うほどわかった。 だから、私達の事を知る人が、一人でもいるって本当に心強いって思う。