「ん?そんなキスされると何?
我慢できなくなっちゃう?」


先生は私の耳元で甘く囁くと、口角を吊り上げてニヤリと笑った。


そんなことないからっ!!
………とキッパリ言いきれない自分がいる。


すると、先生は私の耳朶を…。


「ぅ、ひゃあっ!?」


噛んだ!


もちろん軽く。


甘噛みってヤツ。


「〜〜〜っ!!」


慌てて自分の耳を手で押さえながら、顔を赤らめ涙目で抗議。


そんな私にククッと体を震わせ笑う先生。