先生は…❤



「せっせせ先生。急にななな何す…っ!」


先生が人差し指を口に当てると、私はまるで魔法にかかったみたいに口をつぐむ。


両手で口を押さえて首を縦にコクコク動かした。


いけない。


まだ学校だったんだ。


ここで私が騒いだら誰か来ちゃうよね。


先生はクスッと笑うと、
薄く形のいい唇をゆっくり開いた。