私に自覚がないだけで、他人から見ると、そう見えるのかな。
そうだとしたら、先生の目にも私がキレイに映ってるといいなあ。
だって、好きな人にはキレイだって思われたいもん。
「でもさぁ。
恋してる京香がキレイになるのは分かるけど、
なんで花梨がキレイになるの?」
「えっ!?なんでって…。」
知代は鋭い一言を、私に投げかける。
「もしかして、花梨さぁ。誰か好きな人いるんじゃない?」
知代の確信をついた言葉にドキッとした。
知代はいつもクールで冷静で、あまり感情を表に出さない。
だから、知代は、何も言わないだけで
私と先生の事、本当は知っているんじゃないかなって思うときがある。

