「あっ、あのね…。」 「ん?どうした?」 先生は、私の頭を撫でながら答える。 「私ね、瀬尾君に付き合ってる人がいるって言ったの。」 「うん。それで?」 「えと…諦めないって言われた。」 先生の手がピタッと止まり、私はすごい勢いでソファーに押し倒された。 先生は私を見下ろしながら、ネクタイを指で緩める。 私は先生に、いつもより熱っぽい瞳で見られていることに気づいた。 「せ、先生?」 「お前さ、そういうのは早く言え。」