先生って、本当に意地悪。 知ってるくせに、わざわざ言わせようとするんだから。 「言えよ。」 「先生が好き、大好き。」 「俺も。よくできました。」 先生は、照れて赤面する私の頭を撫でてくれた。 「まだ、少し仕事残ってるんだ。 終わるまで待てるか?一緒に帰ろう。」 「うんっ!!私、先生と帰りたい。」