三人で過ごした日曜日は、あっという間に時間が過ぎた。
弟がほしかったと話していた理人は、一緒に料理を作ってくれたり公園で遊んでくれたりと、想像以上に甲斐甲斐しく朝陽の世話を焼いてくれた。
十二月中旬の外遊びはなかなか寒くて大変だったけれど、全力で鬼ごっこをしたりアスレチックで遊んだりしていると童心に返った気がして愛梨も楽しめたし、なにより朝陽の可愛い笑顔が弾けている。
普段、父や岡崎夫妻に可愛がられているものの、休日に公園で一緒に思いっきり遊ぶというのは年齢的にも難しい。
理人は脅威の体力で朝陽に付き合ってくれたため、朝陽も珍しくお昼寝するほどに遊び尽くしたようだ。
少し早めの夕食をとり、やはり「理人と一緒!」と言い張ってお風呂に入れてもらい、出張帰りに迎えに来た父と元気に帰っていった。
朝陽を見送った愛梨はリビングに戻ると、ふたり分のコーヒーを淹れる。朝陽を泊まらせてもらったお礼にしてはささやかすぎるけれど、ソファに座る理人は笑顔で受け取ってくれる。



