加納欄の言質シリーズ37シーズン4

「………仁くん」

「ええで」

「まだ何も言ってませんよ!」

「ええで」

「………キス、したいです」

「!………ええで」

「ホントですか?」

「ええで」

「おふざけじゃないですよ?ホントにホントですよ?」

「ええで」

「なら、仁くんから、して下さい」

「ええで」

そう言うと、突然大山先輩は、あたしを押し倒した。

………。

………。

しばらく見つめ合う。

「ええで」

あたしも、言ってみる。

「ええで」

大山先輩も、答える。

その瞬間に、大山先輩の唇があたしの唇を塞いだ。

「んっ!」

唇の中に、大山先輩の舌が割って入ってくる。

「ん、仁くん」

それでも、キスをやめない仁くん。

い、息が苦し。

「ま、待って下さい」

「ええで」

そう言いながらも、キスは続く。