凸凹な2人

コンコン

「大丈夫?」

部屋の外からサラが声をかけてくる

「うん、寝たら治るから大丈夫」

「病院に行った方がいいよ」

「行きたくない」

「何度あるの?」

「37.8」

「そっか…欲しいものある?」

「大丈夫、ありがとう」

本当は、39.0だ

それから1時間後

コンコン「サクラ、さっきスーパーで先生に会ってサクラのこと伝えたらみてくれるって。入ってもいい?」

「えっ…」

サラとあの男性が入ってきた


「一昨日私が働いている病院に来られた先生で、びっくりしちゃった」

「大丈夫…治ってきた」

「顔真っ赤だよ、ほんとに37,8なの?」

男性に笑顔は全くなく怒っている

「体温計ありますか?」

サラが部屋から出てすぐに持ってくると、男性に渡した

男性は何も言わずに私の脇に挟みホールドしてくる

「大丈夫です」

男性「……」

無視だ

ピピピピ

脇から取られる

体温計を見て、私を睨んできた

サラ「何度でした?」

「39.1です」

サラ「病院に行こ」

「行かない…」

サラ「でも…」

男性「座薬ありますか?」

座薬って何?

サラ「買ってきます」


「座薬って何ですか?…」

男性「…」

また無視だ

布団を捲られ聴診器を服の中に入れられる

「嫌!」

「うるさい!静かにしろ!」

やっぱり全然王子様キャラじゃない!それどころか悪魔だ

本性を知ってしまった…


「明日病院な」

「絶対に行かない」

「仕事に行くついでに迎えにきてやる」

「頼んでないし、ありがた迷惑…ゴホッ」

「お前が担当していた保育園児みたいだな、いや、あいつらの方が言うことをきていたから、赤ちゃんだな」

「22歳!」

「年だけとってしまったか」

やっぱり嫌いだ

サラ「買ってきました」

サラが入ってきた

「ありがとうございます、後やっておくので心配しないでください」

「よろしくお願いします」

また、声のトーンとキャラが変わった

サラが部屋から出て扉を閉められる

「座薬入れるから窓側向け」

「だから座薬って何?…ゴホッ」

「こうもんから入れる薬」

「えっ、絶対に無理」

「お前に意見は求めていない。早くしろ」

「嫌」

「救急車よばれたいのか?それともサラさんに介助に入ってもらうか?」

「どっちもむり」

「わかった、サラさんに頼むか」

「待って!」

「待たない。よく高熱でそんなに話せるよな」

「自分で…」

「しないだろ。後10秒いないに横向かないと呼んでくるからな」

私は渋々横を向くと、布団をめくられる

「ズボンと下着をさげて」

「待って」


「だから待たない」

「恥ずかしいの!どうして知らないやつに見せないといけないの…」

「慣れているから早くしろ」

「私は慣れてない」

「ハア〜」

男性に一気はさげれるてしまう

「えっ」

「動くなよ」

パチパチと手袋をする音が聞こえる

「嫌だっ…」

「口呼吸しろ、吸って吐いて」

「無理…っ…痛い!」

薬が入っきた

「力抜け」

「できないっ…」

「出てくるだろ」

薬が出ないように抑えられる

「痛いっ…」

「だから力抜け」

「…っ…」

やっと手を離され服装をもどした

「泣くな」

「嫌い!」

「お前に好かれる必要はない」

結局私が泣き止み、寝るまでそばにいてくれた