凸凹な2人


サラに携帯を渡し私はそれからの記憶を完全に失った…


目を覚ますと頭痛がひどい

周りを見渡すとみたことのない部屋にいる


ここどこ?


えっ

上はブラジャーしか着ておらず下はズボン姿だ


痛っ


手は、ガーゼで手当てされている

おしりを見ると植物のハリ?がいくつも刺さっていて痛い…

どういうこと?


ここは?


ガチャ


扉が開き布団で上半身を隠す

「起きたか」

あの男性が立っている


え?

「昨日のこと覚えていないだろ?」


「うん…」


「うつ伏せになって、ハリとるから」


「え?」


「玄関に飾ってあったサボテンに尻餅をついてハリが刺さっているから取らないといけないだろ」

怒っている


「……」

「手は昨日取ったけど流石に本人の許可なくズボンを切ってハリを取ることはできないだろ」


「切るの?!」

「もうはけないからな」

「またおしりみられるの…?」

「早くしろ、お前のけつに興味ない」

上半身を布団で隠しうつ伏せになるとハサミでズボンをきられる

「どうしてここに?…」

「サラさんに頼まれた、ちなみに服は自分で脱いだからな」

「…」

記憶がない

「いたっ!」

「退院する時に俺が言ったこと覚えているよな?」

「はい…」

「言ってみろ」

「禁酒と、喘息の治療…」

「それでこのザマはなに?」

「ごめんなさい……」

「喘息の治療は?」

「……」

「ハァ〜」

「サボテンは、弁償します…」

「貰い物だからいい、その代わり俺にかなりの恩があるよな」

「はい…」

「母親の会社のパーティーで彼女のふりをしろ」

「…?」

「聞いているか?」


痛っ


ハリが抜かれている

「冗談でしょ?」

「本気」

「女性の困っていないんだから別の人に頼んでよ」

「あのサボテンかったら100万は超えるな」

「えっ…」

「毎年両親から結婚するように言われて、よく知らない女達に声をかけられるのがうざかったんだよ」

「声かけられって贅沢だよ!私なんか…相手にもされないんだから……」

「確かにあの時の合コンはお前に好意を示している人はいなかったな」

笑われている…

「最低!」

「パーティーで俺に恥かかせないように上手くやれよ」

「それでチャラだよね」

「喘息の通院もしろ、いいな」

「…」

「返事が聞こえない」

「うん…」

「どんだけ刺さっているんだよ。疲れた」

「頭痛いから寝る」

「よくこの状況で眠れるよな」

私はまたねむった