しばらくして。
愛莉と湊も病院へ到着した。
「代表!」
「……来たか」
「由夏ちゃんは?」
「今、処置中や」
蓮は短く答えた。
その時。
病院の廊下に、警察官が現れた。
「晴間さんですね?」
「はい」
「先ほどの事件について、確認したいことがあります」
蓮の表情が険しくなる。
「……今ですか」
「できる範囲で結構です。詳しい事情については、後ほど改めて伺います」
「分かりました」
蓮は頷いた。
愛莉と湊も、それぞれ現場にいた人物として確認を受ける。
由夏が治療を受けている間。
3人は、何もせず。
ただ。
待つしかなかった。
