「大山先輩、その『空き』って何個あるんですか?」
「ちょっと待て。今、確認する」
大山先輩が手帳を一枚ずつめくっていく。
「先週は三回、先々週は二回だな」
「へぇ。結構、暇な人だったんですねぇ」
「お前、人の話聞いてたか?」
大山先輩が呆れた顔であたしを見る。
聞いてましたよぉ。
ちゃんと両耳で!
「仁、時間帯はどうなってる?」
高遠先輩が横から尋ねた。
「午後七時から九時。それと土曜の午後だな」
「仕事が終わってからが多いのか」
高遠先輩は手帳の文字を見つめた。
「妹さんは忙しそうだったと言ってたよな」
「ええ。でも、手帳には空きって書いてありますよ?」
「だから、その空きが本当に空きなのかって話だ」
大山先輩が手帳を閉じた。
「会社での様子も調べる必要があるな」
「じゃあ、会社に行くんですか?」
「ああ。まずは宮原の人間関係からだ」
「ちょっと待て。今、確認する」
大山先輩が手帳を一枚ずつめくっていく。
「先週は三回、先々週は二回だな」
「へぇ。結構、暇な人だったんですねぇ」
「お前、人の話聞いてたか?」
大山先輩が呆れた顔であたしを見る。
聞いてましたよぉ。
ちゃんと両耳で!
「仁、時間帯はどうなってる?」
高遠先輩が横から尋ねた。
「午後七時から九時。それと土曜の午後だな」
「仕事が終わってからが多いのか」
高遠先輩は手帳の文字を見つめた。
「妹さんは忙しそうだったと言ってたよな」
「ええ。でも、手帳には空きって書いてありますよ?」
「だから、その空きが本当に空きなのかって話だ」
大山先輩が手帳を閉じた。
「会社での様子も調べる必要があるな」
「じゃあ、会社に行くんですか?」
「ああ。まずは宮原の人間関係からだ」



