美咲さんから話を聞き終え、あたしたちはリビングへ戻った。
がんさんは、テーブルの上に置かれた手帳を調べていた。
「がんさん、それ、被害者のですか?」
「ああ。仕事用の手帳みてぇだな」
大山先輩が横から覗き込む。
「中を確認してもいいか?」
「指紋の採取は済んでる。手袋して見てくれ」
大山先輩は手袋をはめ、ページをめくった。
「会議、出張、取引先との打ち合わせ……」
高遠先輩も隣から手帳を覗き込む。
「ずいぶん几帳面な人だったみてぇだな」
「あれ? 大山先輩、そこ!」
あたしは開かれたページを指さした。
「なんだ?」
「予定のところに『空き』って書いてありますよぉ?」
大山先輩は別の日のページもめくった。
「こっちにもあるな」
「予定がないなら、何も書かなくてよくないですかぁ?」
高遠先輩が腕を組んだ。
「確かに妙だな。何か意味があるのかもしれねぇ」
がんさんは、テーブルの上に置かれた手帳を調べていた。
「がんさん、それ、被害者のですか?」
「ああ。仕事用の手帳みてぇだな」
大山先輩が横から覗き込む。
「中を確認してもいいか?」
「指紋の採取は済んでる。手袋して見てくれ」
大山先輩は手袋をはめ、ページをめくった。
「会議、出張、取引先との打ち合わせ……」
高遠先輩も隣から手帳を覗き込む。
「ずいぶん几帳面な人だったみてぇだな」
「あれ? 大山先輩、そこ!」
あたしは開かれたページを指さした。
「なんだ?」
「予定のところに『空き』って書いてありますよぉ?」
大山先輩は別の日のページもめくった。
「こっちにもあるな」
「予定がないなら、何も書かなくてよくないですかぁ?」
高遠先輩が腕を組んだ。
「確かに妙だな。何か意味があるのかもしれねぇ」



