隣の部屋では、一人の女性が俯いていた。
宮原美咲。被害者、宮原俊介の妹だ。
「南署の大山です。少しお話を伺っても?」
女性相手なので、あたしも、警察手帳を見せた。
「……はい」
美咲さんは、赤く腫れた目を上げた。
「お兄さんを発見されたのは何時頃ですか?」
「午前九時半頃です。兄に届け物があって……」
「玄関の鍵は開いていたんですね?」
「はい。チャイムを鳴らしても返事がなくて」
美咲さんは膝の上で両手を握りしめた。
「中に入ったら、兄が倒れていて……」
あたしは美咲さんの隣に腰を下ろした。
「お兄さん、普段から鍵を掛けない人でした?」
「いいえ。防犯には気を遣う人でした」
「じゃあ、誰かが来てたのかもしれませんねぇ」
大山先輩があたしをちらりと見た。
「最近、宮原さんに変わった様子はありませんでしたか?」
美咲さんは少し考えてから顔を上げた。
「……そういえば、最近、妙なことを言ってました」
宮原美咲。被害者、宮原俊介の妹だ。
「南署の大山です。少しお話を伺っても?」
女性相手なので、あたしも、警察手帳を見せた。
「……はい」
美咲さんは、赤く腫れた目を上げた。
「お兄さんを発見されたのは何時頃ですか?」
「午前九時半頃です。兄に届け物があって……」
「玄関の鍵は開いていたんですね?」
「はい。チャイムを鳴らしても返事がなくて」
美咲さんは膝の上で両手を握りしめた。
「中に入ったら、兄が倒れていて……」
あたしは美咲さんの隣に腰を下ろした。
「お兄さん、普段から鍵を掛けない人でした?」
「いいえ。防犯には気を遣う人でした」
「じゃあ、誰かが来てたのかもしれませんねぇ」
大山先輩があたしをちらりと見た。
「最近、宮原さんに変わった様子はありませんでしたか?」
美咲さんは少し考えてから顔を上げた。
「……そういえば、最近、妙なことを言ってました」



