南署を出た覆面パトカーが、住宅街へと向かう。
運転席には大山先輩、助手席には高遠先輩。
後部座席のあたしが座っている。
3人で乗り込む時のいつもの定位置だ。
「大山先輩、被害者って男の人ですかぁ?」
「ああ。宮原俊介、四十二歳。会社員だ」
大山が手元のメモをあたしに渡してくれた。
「発見したのは妹。自宅で倒れていたらしい」
「妹さんが?」
「詳しいことは現場で聞く」
大山先輩がハンドルを切った。
「仁、そろそろ着くぞ」
マンションの前には、すでにパトカーが停まっていた。
規制線の向こうに、数人の野次馬が集まっている。
車を降りた欄は、建物を見上げた。
「結構、大きなマンションですねぇ」
高遠先輩の後について、欄はエントランスへ向かう。
そのとき、建物の脇にある階段が目に入った。
「あれ? 先輩、あの階段って……」
高遠先輩は欄の視線を追った。
運転席には大山先輩、助手席には高遠先輩。
後部座席のあたしが座っている。
3人で乗り込む時のいつもの定位置だ。
「大山先輩、被害者って男の人ですかぁ?」
「ああ。宮原俊介、四十二歳。会社員だ」
大山が手元のメモをあたしに渡してくれた。
「発見したのは妹。自宅で倒れていたらしい」
「妹さんが?」
「詳しいことは現場で聞く」
大山先輩がハンドルを切った。
「仁、そろそろ着くぞ」
マンションの前には、すでにパトカーが停まっていた。
規制線の向こうに、数人の野次馬が集まっている。
車を降りた欄は、建物を見上げた。
「結構、大きなマンションですねぇ」
高遠先輩の後について、欄はエントランスへ向かう。
そのとき、建物の脇にある階段が目に入った。
「あれ? 先輩、あの階段って……」
高遠先輩は欄の視線を追った。



