「誰のため、か……」
大山先輩は、もう一度手帳の写真を見た。
「欄、お前はどう思う?」
「えっ? あたしですか?」
突然聞かれて、思わず背筋を伸ばした。
「えーっと、誰かに時間を空けてたとか?」
「だったら、何も書かなくてもいいだろ」
高遠先輩が笑いながら言った。
「ですよねぇ。じゃあ、何で書いたんでしょう?」
あたしが首を傾げたとき、電話が鳴った。
大山先輩が受話器を取る。
「大山です。……ああ、映像が確認できたか」
高遠先輩が椅子から立ち上がった。
「どうだった?」
「昨夜、宮原のマンションに入った人物が映ってる」
「誰ですか? 誰ですかぁ?」
あたしは思わず大山先輩の机に身を乗り出した。
「落ち着け。まだ身元は分かってねぇ」
大山先輩は受話器を置き、上着を手に取った。
「タカ、欄。映像を確認しに行くぞ」
大山先輩は、もう一度手帳の写真を見た。
「欄、お前はどう思う?」
「えっ? あたしですか?」
突然聞かれて、思わず背筋を伸ばした。
「えーっと、誰かに時間を空けてたとか?」
「だったら、何も書かなくてもいいだろ」
高遠先輩が笑いながら言った。
「ですよねぇ。じゃあ、何で書いたんでしょう?」
あたしが首を傾げたとき、電話が鳴った。
大山先輩が受話器を取る。
「大山です。……ああ、映像が確認できたか」
高遠先輩が椅子から立ち上がった。
「どうだった?」
「昨夜、宮原のマンションに入った人物が映ってる」
「誰ですか? 誰ですかぁ?」
あたしは思わず大山先輩の机に身を乗り出した。
「落ち着け。まだ身元は分かってねぇ」
大山先輩は受話器を置き、上着を手に取った。
「タカ、欄。映像を確認しに行くぞ」



